カナダの暗号資産融資プラットフォームLednが、1億8800万ドル(約282億円)規模のビットコイン担保ローンを、従来型の資産担保証券(ABS)市場で証券化した。CointelegraphがBloombergを引用して19日(現地時間)、報じた。
担保に充てられたビットコインは4078.87BTC。暗号資産を担保とする融資が既存の金融市場に広がる流れを象徴する取引として受け止められている。
Bitwiseの欧州リサーチ責任者、アンドレ・ドラゴシュ氏はCointelegraphに対し、今回の取引成立は、ビットコインが伝統的な金融機関で安全かつ正当な担保資産として認められ始めたことを示す証左だと述べた。
また、暗号資産リサーチ企業Populousのリサーチ総括、ボク・ジンソル氏は、ビットコイン担保ローンはブロックチェーン上で透明性高く追跡でき、プログラムに基づく清算も可能だと指摘。この仕組みでは、ABSとしてのリスクを過度に警戒する必要はないとの見方を示した。
Lednによると、同社は2018年の設立以来、100カ国以上で累計95億ドル超(約1兆4250億円)の融資を実行してきた。
米ドル連動型ステーブルコイン「USDT」を発行するTetherは、2025年11月にLednへ戦略投資を実施している。
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