ITCEN Globalは2月19日、10兆ウォン(約1兆1000億円)規模の実物金をデジタル化するRWA(Real World Asset)プロジェクトを本格稼働し、金連動型ウォレット「ゴールド・スタンダード・ウォレット(仮称)」を公開したと発表した。
同ウォレットは、実物の金と価値が1対1で連動するトークン「KGLD」を活用した金融アプリケーション。伝統的な資産である金にブロックチェーン技術を組み合わせ、流動性の向上を図るRWAモデルと位置付ける。
利用者は、実物金のデジタル保管に加え、金トークンの預け入れによる年1~3%の収益機会や、金を担保としたステーブルコイン関連サービスを利用できる。金トークンを担保に流動性を確保し、日常決済に充てられる点も特徴だ。同社は、資産価値の保全とキャッシュフロー確保の両立につながるとしている。
ITCEN Globalはこのウォレットについて、個人間の金の直接取引サービス「クムバンクムバン」、デジタル金購入サービス「センゴールド」、収益型資産「ハナゴールド信託」など、ITCENグループが展開してきたWeb3事業をRWAの枠組みに広げる取り組みだと強調した。
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