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AIエージェントを活用した半導体設計の自動化を手掛けるスタートアップ、ChipAgentsは2月18日(現地時間)、シリーズA1で5000万ドルを調達した。累計調達額は7400万ドルとなった。SiliconANGLEが報じた。

同社は、AIエージェントによって半導体設計プロセスを自動化するプラットフォームを開発している。従来の電子設計自動化(EDA)ツールがAIを補助的に使うケースが多いのに対し、ChipAgentsはAIエージェントが設計と検証を直接担う点を特徴とし、開発サイクルの短縮を目指している。

創業者兼CEOのウィリアム・ワン氏は、「当社のプラットフォームは単なるAIアシスタントではない。設計業務の全工程をAIが主導するシステムだ」と述べた。

同社によると、ChipAgentsのAIエージェントは設計仕様を読み込み、目標を分解したうえで解法を検討し、結果を検証する工程を繰り返す。これにより、少人数の設計チームでも大規模チーム並みの開発スピードを実現しやすくなり、検証工程の効率化を通じて高性能チップをより短期間で開発できるとしている。

今回調達した資金は、エンジニアリングおよび研究チームの拡充に充てるほか、プラットフォームのグローバル展開の加速にも投じる計画だ。将来的には、AIエージェントがチップ開発の全工程を自動処理する完全自動化モデルの実現を目指す。

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