マイケル・セイラー氏は、足元のビットコイン相場の調整局面について、過去の下落局面ほど深刻にはならず、回復も従来より早まるとの見方を示した。
ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが18日(現地時間)に報じたところによると、セイラー氏はFox Businessのインタビューで、「以前の下落局面はより深く長期化したが、今回の調整は比較的短期間で終わり、その後は強い反発が続く」と述べた。
その背景として同氏は、市場構造の変化と機関投資家の参入拡大を挙げた。銀行が以前よりビットコインを積極的に支援しているほか、デジタル決済や信用ネットワークの整備も進んでいると説明した。
また、ドナルド・トランプ米大統領を「ビットコイン大統領」と呼び、政界でも友好的な空気が強まっていることを相場の変数として指摘した。
Strategyは現在、ビットコイン71万4644枚を保有しており、平均取得単価は1枚当たり7万6056ドルという。足元ではビットコインが6万7000ドル台で推移しており、保有資産には評価損が生じている。
それでもセイラー氏は、「ビットコインの春は来ている」と述べ、強気の見方を維持した。
同氏はあわせて、同社の財務基盤は堅固だと強調した。「ビットコインが8000ドルまで下落しても、保有資産で負債を返済できる」と述べ、流動性を巡る懸念を否定した。
さらに、今後3~6年で転換社債を株式に転換し、四半期ごとにビットコインを追加購入する計画も示した。今回の発言は、短期的な価格変動に左右されず、ビットコインの長期的な成長性に自信を示したものといえそうだ。
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