LG U+は19日、MWC期間中に実施されるGSMA主催のAI検証プログラム「グローバルAIレッドチームチャレンジ」に参加すると発表した。自社開発の通信特化AIモデル「ixi-GEN」を対象に、安全性と信頼性を検証する。
同プログラムは、MWCに合わせてスペイン・バルセロナで開かれる。開発者やデジタル人材向けイベント「Talent Arena 2026」の中核企画の一つで、世界の通信事業者やテック企業が開発したAIモデルを実戦形式で評価する。
LG U+は「ixi-GEN」を出展し、利用者に生じ得るリスクへの耐性を点検する。約100人がレッドチームとして参加し、技術的なハッキングではなく、対話やプロンプトの工夫だけでAIの脆弱性を探る。
検証では、AIの安全装置やポリシーを回避できるかを確認する。評価項目は、安全装置回避、偏向・差別、人権侵害、サイバー攻撃、違法コンテンツ、偽情報、応答の不整合の7カテゴリー。各モデルがこうしたリスクにどの程度対応できるかを見極める。
今回は、AIの回答精度ではなく、不適切な応答を引き出せたかどうかを基準に評価する方式を採用する。生成AIがもたらし得る間接的・潜在的なリスクまで点検する狙いがある。
チャレンジはライブ形式で180分にわたり実施する。参加者は無作為に割り当てられたAIモデルを相手に、限られた時間内でできるだけ多くのミッション成功を目指す。結果は審査員3人が評価し、成功数と成功率を基に順位を決める。
LG U+の技術戦略担当、イ・ヘジン氏は「グローバルAIレッドチームチャレンジへの参加を通じて、『ixi-GEN』の競争力向上につなげ、顧客が安心して利用できるAIサービスを提供していく」とコメントした。