Pulmuoneは2月19日、2025年の米国法人における豆腐売上が2242億ウォン(1億5760万ドル、約236億円)となり、前年比12.2%増で過去最高を更新したと発表した。
伸びの背景には、米国で植物性たんぱく質への需要が拡大していることに加え、戦略的な販路拡大があるとしている。
高たんぱく商品の「High Protein Tofu」も成長をけん引した。同商品の売上は2021年の156億ウォンから2025年には415億ウォンへ拡大し、約3倍に増えた。たんぱく質摂取を重視する消費トレンドの広がりが追い風になったという。
「High Protein Tofu」は1食85g当たり14gのたんぱく質を含む。
販路面では、フードサービスやグローバル外食フランチャイズ、業務用B2Bチャネルで豆腐販売が伸びており、同社はこの流れが2026年も続くとみている。2025年第3四半期末以降には大型の新規取引先を確保し、供給拡大を進めている。
同社によると、米国法人の豆腐売上は2021年以降、毎年過去最高を更新している。米国の豆腐市場では11年連続でシェア首位を維持しているという。
今後は学校給食やヘルシーレストランなど新たな販売チャネルの開拓も進める。2026年第1四半期中には、マサチューセッツ州エアの豆腐工場で生産ラインの増設を完了し、追加成長につなげる計画だ。
また、カリフォルニア州フラートン工場では、やわらかい豆腐製品の生産設備増設を進めるとともに、新製品の投入を通じて新市場の開拓を目指す。
豆腐はPulmuoneの米国法人売上の約半分を占める主力事業の一つ。2016年には米国最大の豆腐ブランド「Nasoya」を買収し、米国での豆腐事業を本格化した。
現在、同社は米国でカリフォルニア州フラートン、マサチューセッツ州エアなど計3カ所の豆腐工場を運営している。
Pulmuone USA代表のチョ・ギルス氏は、「米国ではフレキシタリアン人口が増え、肉の代替として高たんぱくの植物性食品を取り入れる動きが広がっている。現地の豆腐需要は今後も着実に伸びる」とコメントした。
その上で、「供給能力の拡大を通じて既存の小売チャネルの成長を支えるとともに、新規チャネルの開拓も加速し、米国豆腐市場でのリーダーシップをさらに強化していく」と述べた。