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インドのAI企業Sarvamが、Nokiaのフィーチャーフォンや自動車、スマートグラス向けのAIモデル群を発表した。TechCrunchが2月18日(現地時間)に報じた。

Sarvamはニューデリーで開かれた「India AI Impact Summit」で、Nokiaのフィーチャーフォン向けにAIアシスタントを提供すると発表した。車載AIソリューションではBoschと協業していることも明らかにした。

今回示したモデルは、容量をMB級まで抑えた軽量なエッジAIで、オフライン環境でも動作する。既存のプロセッサ上での実行も可能としている。SarvamはQualcommと連携し、チップセット向けの最適化も進めている。AIスマートグラス「Sarvam Kaze」は5月に発売する予定だ。

Sarvamはこれまで企業向け市場を主軸としてきたが、今回の発表を通じてコンシューマー向けAI分野にも事業領域を広げる方針を示した。

同社はあわせて、新たな大規模言語モデル(LLM)と音声・ビジョンAIモデルも公開した。TechCrunchは、これがインドで海外AIプラットフォームへの依存を減らし、地域言語や利用実態に最適化したAI開発を強化する流れと重なると伝えている。

発表したのは、30億パラメータと1050億パラメータのLLM、テキスト→音声変換と音声→テキスト変換のモデル、文書解析向けのビジョンモデル。30億パラメータと1050億パラメータのモデルには、「Mixture-of-Experts(専門家混合)」アーキテクチャを採用し、計算コストを抑えたという。各モデルは3万2000トークンまたは12万8000トークンに対応し、リアルタイム対話や高度な処理を想定して設計した。Sarvamは、既存のオープンソースAIをベースにした単純なチューニングではなく、ゼロから独自開発した点を強調した。

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