MicrosoftのOffice製品で発生した不具合により、Copilotが顧客の機密メールを要約できる状態になっていた。TechCrunchが18日、報じた。
問題は1月から続いており、データ損失防止(DLP)ポリシーが適用されたメールについても、Copilotが読み取り、要約できたという。
CopilotはMicrosoft 365の有料顧客向けに提供されるAI機能で、Word、Excel、PowerPointなどのOffice製品群で利用できる。Microsoftは今回の不具合を「CW1226324」として管理しており、「機密」ラベルが付いたメールもMicrosoft 365 Copilot Chatで参照可能な状態だった。
同社は2月上旬から、問題を修正するパッチの配布を開始したとしている。
TechCrunchによると、欧州議会のIT部門は、MicrosoftのAI機能によって機密メールがクラウドにアップロードされる可能性を懸念し、議員の業務用端末で関連機能を遮断した。Microsoftは、影響を受けた顧客数を明らかにしていない。
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