ミームコインプラットフォームのPump.funが、報酬体系を見直した。従来はミームコインの制作者が取引手数料を受け取る仕組みだったが、新たにトレーダー向けキャッシュバックを導入し、制作者がいずれかの方式を選べるようにした。Cointelegraphが18日付で報じた。
今回の見直しは、制作者に偏った既存の手数料配分に対する批判を踏まえたものだという。トレーダーの収益性を高める狙いもある。
従来のモデルでは、ミームコインの制作者に取引手数料0.3%を配分する「Creator Fees(創作者手数料)」を採用していた。ただ、明確なチームやプロジェクトを持たないまま人気化するトークンも多く、トークンを立ち上げた人物に報酬が過度に集中しているとの指摘が出ていた。
このためPump.funは、制作者が「Creator Fees」と「トレーダーキャッシュバック」のどちらかを選択できる仕組みに改めた。一度選んだ後は変更できない。
こうした見直しの背景には、プラットフォーム収益の縮小もある。Pump.funの手数料収入は、2025年1月に1億4810万ドルだったが、2026年1月は3180万ドルと75.6%減少した。2月の収益も1560万ドルにとどまっており、減少傾向が続いている。
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