Binance(写真=Shutterstock)

暗号資産市場が弱含む中、中央集権型取引所(CEX)でステーブルコイン資金のBinance集中が鮮明になっている。CryptoQuantは、足元の動きについて、市場からの流出よりも取引所内での資金集約の色合いが強いと分析した。

Cointelegraphが17日(現地時間)に報じたところによると、CEXからのステーブルコイン流出額は直近1カ月で20億ドルに縮小した。2025年末の弱気相場の初期局面で記録した84億ドルから大きく減った。

CryptoQuantのマーケティング責任者、ニック・ピト氏は「資本は暗号資産市場から離れているのではなく、Binanceを中心に集まっている」と指摘した。そのうえで、「資金の積み上がりやリスク資産への再投資が進めば、相場が上向く可能性が高まる」との見方を示した。

BinanceにおけるTether(USDT)とUSD Coin(USDC)の保有額は475億ドルに達し、CEX全体のステーブルコイン流動性の65%を占めた。前年に比べ31%増えた。

他の主要取引所では、OKXが13%(95億ドル)、Coinbaseが8%(59億ドル)、Bybitが6%(40億ドル)だった。Binanceとの差は大きい。

Binanceのステーブルコイン保有はUSDTへの偏りが大きく、大半をUSDTが占める。USDTの保有額は前年から36%増の423億ドルに達した。一方、USDCは52億ドルで、ほぼ横ばいだった。

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