ビットコインのイメージ。写真=Reve AI

米ベテラン投資家のリック・エデルマン氏が、ビットコインは2030年までに50万ドルに達する可能性が高いとの見方を示した。市場参加者の裾野が広がることに加え、世界の資産の一部が流入すれば、到達は十分あり得るとしている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが16日に報じたところによると、ビットコインが50万ドルに達するには、足元の6万8300ドル前後から約632%の上昇が必要となる。年平均では64%の複利成長率(CAGR)に相当する計算だ。

もっとも、エデルマン氏はこの水準ですら保守的な見通しだとしている。市場では100万ドル超、さらには500万ドル到達を見込む声もあり、Strategy(旧MicroStrategy)のマイケル・セイラー会長らは、より強気の目標を示しているという。

同氏はAltcoin Dailyのポッドキャストで、自身の予測には根拠があると説明した。現在も世界の投資家の大半はビットコインを保有していない一方、暗号資産市場の成熟に伴って、政府や政府系ファンド、年金基金、ヘッジファンド、保険会社、銀行、証券会社などの参入が一段と進むとみている。

その上で、世界の資産市場は約750兆ドル規模に上ると指摘した。不動産は株式市場の約3倍、現金保有は56兆ドル超に達するという。このうち1%がビットコインに振り向けられれば、約7兆5000億ドルが流入し、ビットコイン相場を50万ドル近辺まで押し上げる余地があるとの見方だ。

一方で、相場が一本調子で上昇するわけではなく、値動きは大きいとも述べた。それでも長期的には50万ドル到達の可能性が高く、投資家の保有比率が1%を上回る可能性も十分あるとしている。

スタンダードチャータードのデジタル資産リサーチ責任者、ジェフ・ケンドリック氏は当初、ビットコインが2028年までに50万ドルへ達すると予想していた。ただ、昨年12月には見通しを見直し、到達時期をエデルマン氏と同じ2030年へ変更した。

Binance創業者のチャンポン・ジャオ氏も、現在の相場サイクルの中でビットコインが50万〜100万ドルに上昇し得るとの見方を示している。昨年8月末には、SkyBridge Capital創業者のアンソニー・スカラムーチ氏も、2030〜2031年ごろに50万ドルへ達する可能性があると予測した。

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