クロスチェーンプロトコルのdeBridgeは、AIエージェントや開発ツール向けのMCP(Model Context Protocol)サーバーを公開した。Claude、Cursor、Copilotなどと連携し、EVM互換チェーンやSolana上でスワップやブリッジ、複数段階のオンチェーン処理を自動化できるようにする。The Blockが2月16日(現地時間)に報じた。
deBridgeによると、このMCPサーバーはAIエージェントが意図した通りに処理を実行できるよう設計されており、MEV(Maximal Extractable Value)を考慮したルーティングによって信頼性を高めたという。
利用者は処理の全工程を通じて資産の管理権限を保持でき、実行プロセスは単一のインターフェースに集約される。
MCPサーバーは、ウォレット周りの調整やチェーンの切り替え、トランザクションの再試行を自動で処理する。deBridgeは、こうした作業が従来の自動化システムではボトルネックになっていたと説明している。
想定される用途としては、複数チェーンにまたがるポートフォリオをリバランスするAIトレーディングアシスタントや、複数段階のオンチェーン戦略を実行するボットを挙げた。
また、クロスチェーン実行機能を組み込んだコンシューマー向けアプリの開発にも活用できるとしている。自然言語の指示をオンチェーン操作に落とし込む開発ツールの構築にも対応するという。
MCPは、2025年12月に提供を開始したインテントベースの実行モデル「deBridge Bundles」を基盤としている。deBridge Bundlesは、ユーザーが望む結果を指定すれば、ブロックチェーンの個別操作を意識せず処理を実行できるようにする仕組みだ。