Alibaba GroupのAIモデル「KIMI」が、暗号資産XRPの2026年末時点の価格見通しを示した。ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが15日、KIMIによる分析内容を伝えた。中心レンジは2.45〜3.26ドルで、条件次第では最大8.5ドルに達する可能性もあるとしている。
XRPは2026年2月14日時点で1.46ドル(約219円)で取引されている。これは、規制の明確化が進んだ後に利益確定売りが広がり、2025年7月に付けた高値3.66ドル(約549円)から下落した水準だ。
KIMIは、XRPが2026年末に2.45〜3.26ドル(約368〜489円)で着地する可能性が最も高いと分析した。短期的な投機よりも、金融インフラとしての整備や実需ベースでの採用拡大が上昇要因になるとの見方を示している。
さらに、採用拡大が進めば3.5ドル(約525円)を上回り、5ドル(約750円)まで上昇する可能性があると指摘した。強気のシナリオでは、8.5ドル(約1275円)に達する可能性もあるとしている。
ただし、こうした上昇には複数の条件が同時に満たされる必要があるという。具体的には、Rippleのステーブルコインのエコシステム拡大、金融資産のトークン化の進展、世界的な流動性の増加などを挙げた。
一方で、マクロ経済を巡る不透明感が続き、機関投資家マネーの流入が鈍れば、XRPが1.35ドル(約203円)の支持線を下回り、1ドル台まで下落するリスクもあると警告した。総じて、2026年末は2〜3.5ドル(約300〜525円)で推移する公算が大きいものの、好材料が重なれば5〜8.5ドルまで上振れする可能性があるとみている。
他のAIモデルによる予想も分かれている。ChatGPTは、XRPが2026年に2.5〜5.5ドル(約375〜825円)のレンジで推移すると予想した。機関投資家の資金流入が強まれば、6〜9ドル(約900〜1350円)まで上昇する可能性もあると分析している。
また、イーロン・マスク氏のAI「Grok」は、XRPが2026年に10ドル(約1500円)へ到達すると予測した。ただ、コミュニティ内では現実味に乏しいとの見方も出ている。