X(旧Twitter)が、株式と暗号資産の取引機能を近く追加する方針だ。ユーザーはタイムライン上のティッカーシンボルから直接売買できるようになる見通し。決済サービス「X Money」の外部ベータ提供に向けた準備も進めており、金融サービス分野への展開を本格化させる。Bloombergが15日(現地時間)に報じた。
Xでプロダクト部門を統括するニキタ・ビア氏によると、新機能「Smart Cashtags」により、ユーザーはタイムライン上に表示されたティッカーシンボルをクリックして取引できるようになる。
これは、Xを金融サービスプラットフォームへ拡張する戦略の一環だ。独自の決済システム「X Money」についても、外部ベータ版の提供に向けて準備を進めている。イーロン・マスク氏は、社内テストを実施していることを明らかにしており、メッセージや投稿、送金、投資を1つに集約した「オールインワン」型のプラットフォーム構想を改めて打ち出した。
マスク氏はこれまでも金融機能の統合に言及しており、今回の機能追加はXの金融プラットフォーム化を本格化させる動きとみられる。TeslaとSpaceXも暗号資産への投資を進めてきた。Teslaは現在1万1509BTCを保有しており、当初取得した4万2300BTCの一部を売却したとされる。SpaceXも8285BTCを保有している。
一方で、マスク氏はミーム由来の暗号資産Dogecoin(DOGE)を一貫して支持してきた。2022年には、SpaceXがDOGEを決済手段として受け入れると発表。最近も、DOGEを「月に送る」との発言をしている。