ByteDanceの動画生成AI「Seedance 2.0」を巡り、著作権侵害への懸念が広がっている。実在人物や映画キャラクターを生成できるとうたう機能が波紋を呼び、米映画協会(MPA)や労働組合SAG-AFTRAが問題視している。
Seedance 2.0は、テキスト入力だけで15秒の動画を生成できるモデル。実在の人物や映画キャラクターも扱えるとされている。
映画「デッドプール」の脚本家レット・リース氏は、AIによる創作物が権利侵害につながる可能性に懸念を示した。MPAも、Seedance 2.0が米著作権法を軽視しているとして、強い措置を求めている。
Seedance 2.0で作成された動画に、スパイダーマンやダース・ベイダー、ベイビー・ヨーダなどDisneyが権利を有するとされるキャラクターが登場したことを受け、Disneyは法的対応に着手した。ByteDanceが自社IPを無断利用しているとして、サービス停止を求める書簡を送ったという。
一方で、Disneyの対応は一様ではない。Googleには同様の理由で警告書を送付したが、OpenAIとは3年間のライセンス契約を結んでいる。
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