Lightning Labsは、AIエージェント向けのオープンソース決済ツールキットを公開した。ビットコインのライトニングネットワーク上での自動決済に対応し、本人確認やAPIキー、登録手続きを不要とする。The Blockが2月12日(現地時間)に報じた。
公開したツールキットは、AIエージェントがビットコイン建ての決済を直接行えるよう設計したものだ。アカウント登録やAPIキーの発行なしに利用できる点を特徴としている。
このツールキットは、L402プロトコルに基づきHTTP 402(Payment Required)ステータスコードを活用する。AIエージェントがライトニングの請求書(インボイス)を自動で支払い、暗号化された支払い証明を用いてリソースにアクセスする仕組みだ。これにより、本人確認やアカウント登録を経ずに自動決済を実行できる。
Lightning Labsは、このツールを「マシン決済ウェブ」の中核インフラと位置付けている。従来の金融システムでは扱いにくかった少額の自動決済に関する課題の解消につながるとしている。
The Blockによると、AIエージェントの自動決済基盤を巡っては、Coinbaseも「Agentic Wallet」を展開している。関連インフラの整備が進みつつある。
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