写真=JobKorea

JobKorea(運営会社:Worksphere)は2月13日、次世代パーソナライズ推薦システム「AI推薦3.0」の改良版を適用した結果、短期間で求職者の行動変化と応募成果の改善を確認したと発表した。

同社によると、改良後約10日間の運用データを分析したところ、求人検索の効率と応募へのつながりが大きく改善した。関心の高い求人のクリック率と応募率は、旧版の平均に比べて約300%増加したという。

AI推薦3.0は、同社が創業30周年の節目に主要テーマとして掲げた「Context Link」を実際のサービスに反映した初の事例だ。求職者の関心や行動、検索時の文脈をリアルタイムで捉え、その時点で必要とされる求人を提示する。

同社は今回の結果について、単に表示回数を増やすのではなく、実際の応募行動につながる推薦の有効性を示したものだとしている。また、機能を追加したこと自体ではなく、求職者ニーズの変化に合わせて推薦の構造を見直した点に意義があると強調した。

AI推薦3.0では、求職者がどの求人を閲覧したか、どのページに長く滞在したか、どの職種やキーワードに繰り返し反応したかといった個別の行動文脈を総合的に学習する。その上で、検索の流れに沿って関連する求人を提示する設計を採用した。

このシステムは、JobKoreaのメイン画面にある「今日のAI Insight」「キュレーションJOB」に適用され、全ユーザーに提供している。履歴書情報に加え、実際の検索・応募行動も組み合わせ、必要性の高い情報を選別して提案する仕組みだ。

あわせて、左右スクロール方式の導入などUI・UXも見直した。不要な検索プロセスを減らし、推薦を中心とした求人探索体験を強化したことも、成果の改善に影響したと分析している。

今後は、個人の行動データに企業レビューや組織文化、業務経験の文脈まで結び付ける「Context Link」基盤の推薦モデル高度化を加速する方針だ。単純な条件一致を超え、求職者が関心を持つ可能性の高い選択肢をつなぐ推薦サービスへ拡張する考えを示した。

また、Albamonにも検証済みのAI推薦インサイトを段階的に適用し、アルバイト市場の特性に合わせた文脈型推薦モデルを強化する計画だ。

JobKoreaの最高技術責任者(CTO)、キム・ヨソプ氏は「AI推薦3.0は、単に多くの求人を見せる仕組みではない。求職者の今の状況と関心の文脈を理解し、実際の行動につながる選択を支援する推薦モデルだ」と説明した。

その上で「10日という短期間でも成果を確認できた。今後もContext Link基盤の推薦高度化を通じて、求職体験の水準をさらに引き上げていく」と述べた。

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