Yanolja系のアドテック企業Dableは2月12日、リテールメディアプラットフォーム(RMP)「TicketBoost」が提供開始から5カ月で広告費用対効果(ROAS)750%を達成したと発表した。
同社によると、これはリテールメディア業界平均の300%に対して2.5倍の水準に当たる。2025年10月のサービス開始以降、広告主数は2倍超に拡大。利用企業の80%が再利用意向を示すなど、公演・展示チケット市場で成果が表れているという。
TicketBoostは、従来はオフライン販促への依存が大きく、定量的な効果測定が難しかった課題に対応するサービスだ。AIを活用し、リアルタイムのダッシュボードでチケット販売指標と広告成果を即時に確認できるようにした。見込み顧客に向けた高精度なターゲティングにより、運用効率の向上も図るとしている。
また、余暇・文化プラットフォーム系のグループ会社が運営する「NOL Ticket」と連携し、流入経路を可視化している点も特徴として挙げた。
Dableは今回の実績を受け、新規広告主向けに10万ウォン相当の導入支援金を提供するほか、累計利用額に応じたペイバックも実施する。こうした施策を通じて導入ハードルを下げ、今後は旅行、宿泊、ECなど幅広い業種へRMP事業を拡大していく方針だ。
DableでRMP事業を担当するチェ・ジュンフン氏は、「これまで測定が難しかった公演マーケティングの効果をデータで証明し、市場のパラダイムを変えつつある」とコメント。「AIの技術力を基盤に、業界エコシステムの活性化に貢献したい」と述べた。