写真=Daedong

Daedongは2月12日、2025年の連結ベース暫定実績を発表した。売上高は1兆4750億ウォンと前年比4.2%増加し、過去最高を更新した。営業利益は311億ウォンで同68.3%増、純損失は251億ウォンと赤字幅が44.5%縮小した。

同社は、製品、市場、販売網の多角化を進めたグローバル戦略が業績改善につながったと説明した。韓国内では農機市場の縮小が続く中、搬送ロボットや精密農業ソリューションなどの新製品を商用化し、売上源の多様化を進めたとしている。

米国では、西部のタコマ地域に新たな倉庫を開設した。東部中心だった販売体制を全米に広げるとともに、新規ディーラーの開拓や販売店向け支援体制の整備を通じて、ディーラーネットワークの競争力を高めたという。

欧州では売上高が前年比で2桁成長となり、市場シェアは2.5%に達した。フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、ポーランドを重点市場に位置付け、各国に合わせた戦略を進めたとしている。

北米・欧州の売上高は949億ウォンで、前年比12.4%増だった。全社的な原価低減に加え、販売単価の引き上げや金融コストの低減も収益性の改善に寄与した。

Daedongは2026年を、AIとロボティクスを軸とする企業への転換を本格化する年と位置付けている。製品開発から顧客体験まで、AI・ロボティクスを一貫して適用する体制を整える方針だ。

韓国内では、AI無人トラクター、農業ロボット、ドローン、精密農業、スマートファーミングなど次世代農業関連製品の販売を進める。あわせて、農機の部品・サービス事業の高度化にも取り組む。

北米では2026年に最大100社の新規ディーラー獲得を目指す。中大型トラクター市場への本格参入に加え、小型建設機械と部品事業を拡大し、事業ポートフォリオの多様化を進める。

欧州でも、中大型トラクターの販売拡大と新規ディーラーネットワークの拡充を並行して進める。スマートファーム運営やロボティクス事業も拡大し、新たな成長源の確立を狙う。

ウォン・ユヒョン代表は「技術転換の流れの中で、DaedongはAIとロボティクスを軸にした新たな成長段階に入っている」と述べた。そのうえで「全社の中核能力を未来技術に集中し、事業成果に結び付ける実行力で、韓国農業のAI転換を主導し、持続可能な成長基盤を強化していく」とした。

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