Solumは2月12日、Ricoh New Zealandと戦略提携し、ニュージーランドの小売市場で電子棚札(ESL)ソリューションの展開を始めると発表した。プレミアムESL製品「Newton」シリーズを、Ricoh New Zealandの流通チャネルを通じて現地小売企業に販売する。Ricoh New Zealandは販売に加え、システム統合や技術支援も担う。
電子棚札は、紙の値札をデジタル表示に置き換える仕組み。本部から価格をリアルタイムに更新できるため、店頭での手作業による価格変更を減らせる。価格、在庫、販促関連の各システムと連携し、ダイナミックプライシングやオムニチャネル対応にも活用できる。
SolumはSamsung Electro-Mechanicsから分社した企業で、これまでに45カ国以上へESLを供給してきた。欧州では、英国Waitroseの全店導入やCurrysでの全国展開、Lincolnshire Co-opの100店舗への導入などを進めている。各地域のパートナーと連携し、現地の小売業に適したDXソリューションを提供する方針だ。
Solumのポール・キリアコス・ゼネラルマネジャーは、「Ricoh New Zealandとの提携により、現地の小売業はSolumのESL技術に加え、Ricohがニュージーランド市場で培ってきた知見と全国規模のサービス体制を活用できる」とコメントした。
Ricoh New Zealandのダレン・エルモア代表は、「ESLプラットフォームを通じて、価格管理の効率化と精度向上を支援し、店舗の近代化を後押しする」と説明。「今回の協業は、小売業が持続的に競争力を維持するための基盤になる」と述べた。