Com2uSは2月12日、2025年通期の連結決算を発表した。売上高は前年並みを維持した一方、営業利益は大幅減となった。ただ、純利益は黒字転換しており、2026年は複数の新作投入と海外展開を通じて業績の立て直しを目指す。
2025年通期の連結決算は、売上高が6938億ウォン、営業利益が24億ウォン、当期純利益が55億ウォンだった。
売上高は前年の6939億ウォンからほぼ横ばいだったが、営業利益は前年比60.7%減少した。一方、当期純利益は55億ウォンとなり、前年の1519億ウォンの赤字から黒字に転じた。
第4四半期は改善が鮮明となった。売上高は1798億ウォンで前四半期比11.5%増、営業利益は190億ウォンと、前四半期の営業損失196億ウォンから黒字転換した。前年同期比でも営業利益は778.6%増となった。
第4四半期の当期純利益も152億ウォンと、黒字に転換した。
業績改善の要因として同社は、「サマナーズウォー:天空のアリーナ」の大型アップデート効果に加え、野球ゲームのラインアップが通年で安定した成長を続けたことを挙げた。あわせてコスト効率化も進み、主力事業の収益力が持ち直したとしている。
Com2uSは2026年、新作ラインアップの拡充とグローバル市場の開拓を軸に、業績の反転を図る方針だ。
具体的には、日本の人気アニメIPを基にした「桃源暗鬼 クリムゾン・インフェルノ」や、Aibertonが開発中のMMORPG「Project ES(仮称)」など、多様なジャンルの新作を投入する計画としている。
あわせて、「サマナーズウォー」や野球ゲーム群など、収益源となっている既存タイトルのライブサービスも強化し、安定した実績の維持を目指す。
同社関係者は「昨年の黒字転換と第4四半期の回復を足掛かりに、今年は新作の成果を積み上げ、事業規模の拡大と収益基盤の強化を同時に実現したい」とコメントした。