JNTCは2月12日、半導体ガラス基板(TGV)事業について、国内外16社で初期品質テストを終え、有償サンプルの供給を進めていると明らかにした。商用化に向けた時期の調整も進めている。
同社は、NH Investment & Securities主催の「NHIS Korea Corporate Day 2026」に参加し、TGV事業の進捗を投資家に説明した。2月10日からは香港とシンガポールで、海外の機関投資家を対象としたIRミーティングを順次実施している。
TGVガラス基板は、3Dカバーガラス事業と並ぶ次世代の成長ドライバーに位置付けられている。今回、国内外の顧客16社で初期品質テストを完了し、現在は有償サンプルを供給している段階だ。
同社関係者は「今回のIRは、TGV事業が本格量産に向けた軌道に乗り始めた節目だ」と述べた。その上で、「グローバル投資家の高い関心は、戦略投資の誘致やパートナーシップ拡大にもつながる」と説明した。
JNTCは、半導体ガラス基板の専用ライン整備と生産能力の拡大に向け、ベトナム現地法人への設備投資を従来の200億ウォンから330億ウォンに引き上げた。初期投資に必要な資金も確保したとしている。
同社は、AIや高性能コンピューティング、データセンターインフラの拡大を背景に、半導体パッケージング市場でガラス基板需要が増加しているとみている。
チョ・ナムヒョク代表取締役は「2026年は、半導体ガラス基板など最先端素材の新規事業が実質的な売上高につながる元年になる」と述べた。さらに「高付加価値ガラス素材市場をけん引するグローバル・トップティア企業として、株主価値の最大化に最善を尽くす」と強調した。