画像=Salesforce Korea

Salesforceは2月12日、AnthropicのAIアシスタント「Claude」を、自社のコラボレーションツール「Slack」に連携したと発表した。Agentforce 360との連携機能も近く追加する予定だ。

今回の連携は、Anthropicが提供するオープン標準のAI連携規格「Model Context Protocol(MCP)」を用いて実装した。MCPは、AIモデルが外部システムのデータやツールに標準化された方式でアクセスできるようにするプロトコルだ。

これによりユーザーは、ClaudeからSlack上の会話を検索し、その内容を基に会議のアジェンダや企画案を作成できる。生成した文書はSlackのチャンネルに自動で共有できる。

利用例としては、「先週のマーケティングチームのSlackでの議論を要約し、そのチャンネルに共有して」といった指示をClaudeに与えることで、一連の作業をまとめて処理できるとしている。

Salesforceは今後、Agentforce 360との連携機能も近く追加する予定だ。Claudeが提案したアクションを、Salesforce CRMにおける顧客管理やサービスチケット処理などの業務フローにそのまま落とし込み、即時に実行できるようにする。

セキュリティ面では、AnthropicのモデルはSalesforceの「Trust Layer」内で稼働し、データは顧客企業の仮想プライベートクラウド(VPC)内で処理する。既存の権限設定も維持されるため、金融やヘルスケアなど規制の厳しい業種でも活用できるとした。

Salesforce Koreaのパク・セジン代表は、「AIが実際の業務を担う『エージェンティック・エンタープライズ』への転換を支援していくことに注力している」とコメントした。

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