Woori Bankは12日、AIを活用した「内部統制・安全管理システム」を金融業界で初めて構築し、3月から全営業店に順次導入すると発表した。IP監視カメラを本部で一元管理し、AIによる映像解析を通じて重要取引時の異常兆候を検知する。
同社は5日、本店でチョン・ジンワン頭取出席のもとデモを実施し、同システムの主要機能や適用事例を紹介するとともに、実運用環境を点検した。
同システムは、IP監視カメラの集中管理とAI映像解析を組み合わせ、リアルタイム監視と迅速な事故対応を可能にしたのが特徴だという。
内部統制面では、全営業店の監視カメラ映像を本部でリアルタイムに監視する。具体的には、AI映像解析により、(1)高額の現金引き出しや口座振替といった重要取引の際の異常兆候の検知、(2)監視カメラ映像を基にした現金計数結果の自動抽出・保存、(3)金庫や機械室への出入りにおける「2人1組」原則の遵守状況の確認――を行う。
これにより、全営業店を対象とした24時間365日の常時監視体制を整え、金融事故の予防につなげる。あわせて、営業店の自己点検に伴う負担の軽減も見込む。
ハン・セリョン業務支援グループ副頭取は「AIを活用した内部統制・安全管理システムは、金融事故の予防と迅速な対応の両面を支える中核基盤だ」と述べた。そのうえで、「今後も顧客が安心して利用できる金融環境の整備に向け、内部統制と安全管理体制の高度化を継続していく」とした。
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