写真=2月4日に北京のJD.com本社で開かれた業務提携のMOU締結式。中央から11stのキム・ヒョノ戦略グループ長、JD Crossborderのマルシア・マオ氏、JD Koreaのズオ・ダ支社長(提供=11st)

11stは2月12日、中国の電子商取引大手JD.comと戦略的業務提携に向けたMOU(覚書)を締結したと発表した。JD.comの販売プラットフォームとJD Logisticsの物流インフラを活用し、中国向け逆越境ECを2026年上半期に開始する。韓国の出店者による中国販売を後押しし、韓中間のEC連携を広げる狙いだ。

MOUは2月4日、北京のJD.com本社で締結した。JD.com傘下の越境EC部門「JD Crossborder」と物流子会社JD Logisticsが参加し、11stのキム・ヒョノ戦略グループ長、JD Crossborderのマルシア・マオ氏、JD Koreaのズオ・ダ支社長らが出席した。

両社は、11stに出店する事業者の商品を中国の消費者に販売する逆越境EC事業を展開する。サービス開始は2026年上半期を予定している。

連携では、3社それぞれの強みを生かし、商品販売から物流、配送までを一体で運営する。11stの出店者に海外販路を提供し、韓国メーカー製品の中国市場での販売拡大につなげる考えだ。

11stは今回の提携により、出店時に必要な書類手続きの煩雑さや通関、物流コストなど、逆越境EC参入時の負担が軽減されるとみている。出店者はJD.comの越境ECプラットフォーム「JD Worldwide」を通じ、商品を販売できるようになる。

JD.comの越境EC部門は、世界100カ国以上で2万超のブランドを取り扱っているという。

入庫、通関、配送など物流プロセス全般は、香港市場に上場するグローバル物流企業JD Logisticsが担う。迅速かつ安定した物流サービスの提供を見込む。

このほか、JD.comが持つ競争力のある商品を11stで販売する直輸入販売も進めるなど、協業領域を広げる方針だ。

キム・ヒョノ戦略グループ長は「今回の協業は、単なるプラットフォーム間の提携にとどまらず、韓国と中国を結ぶ継続的な流通ルートを築く点に意義がある」とコメントした。「販売プラットフォームから物流までワンストップで支援し、出店者が商品力の強化に集中できる環境を整えたい」としている。

キーワード

#11st #JD.com #逆越境EC #越境EC #JD Logistics #JD Worldwide
Copyright © DigitalToday. All rights reserved. Unauthorized reproduction and redistribution are prohibited.