2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪のショートトラック会場「フィールド・オブ・プレー」エリアに設置されたSamsung Electronicsの「ViewFinity S8(S80UD)」。写真=Samsung Electronics

Samsung Electronicsは2月12日、2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪のショートトラック競技会場に、審判用と放送向けのディスプレーを提供したと発表した。審判がビデオ判定を行う「フィールド・オブ・プレー」エリアには「ViewFinity S8」、IOC傘下の公式オリンピック放送機関であるOBSが運営するビデオルームには「Odyssey Ark」を設置した。

ショートトラックは、0.001秒差で順位が決まることもある競技だ。選手同士のわずかな接触やスケート刃の位置など、一瞬の差が判定を左右する。このため、判定に使うディスプレーには、一般用途以上の精度と信頼性が求められる。放送現場でも多数の映像を同時に確認しながら送出判断を行う必要があり、大画面かつ高解像度で、応答速度にも優れた表示環境が重要になるという。

フィールド・オブ・プレーの判定エリアには、37型ディスプレー「ViewFinity S8(S80UD)」を導入した。解像度は4K UHD(3840×2160)で、画面比率は16対9。32型クラスより表示領域が広く、同じ倍率でも競技映像の細部をより大きく確認できるとしている。

一方、OBSのビデオルームには55型ディスプレー「Odyssey Ark」を設置した。1000R曲率のカーブドスクリーンを採用し、歪みを抑えながら没入感を高めたとする。4K UHD(3840×2160)解像度に加え、1ms(GTG)の応答速度に対応しており、高速で滑走するショートトラックの映像確認に適した仕様だとしている。

Samsung Electronicsの映像ディスプレー事業部の副社長、イ・ホン氏は「ショートトラックのように一瞬の判断が重要な競技では、現場でどの場面をどれだけ正確に確認できるか、そして最適な映像送出を行えるかが重要だ」とコメントした。今後もグローバルなスポーツイベントや多様な運用環境に合わせたディスプレーを継続投入する方針も示した。

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