Musinsaは2月12日、人工知能(AI)を活用して商品レビューの要点をまとめる新機能「AIレビュー要約」の提供を開始したと発表した。大量のレビューを短時間で把握できるようにし、ファッション商品の購入時に必要な情報を見つけやすくする狙いだ。
同機能は、Musinsa Storeに過去2年間で蓄積された約2100万件の購入者レビューをAIが分析し、要点を抽出して表示する。商品ごとのレビュー内容を簡潔に整理し、購買判断に役立つ情報を分かりやすく示す。
Musinsaによると、同社は多数のレビューを保有し、毎月平均で約96万件の購入関連データが蓄積されている。こうした膨大なデータの中から、サイズ感や素材感など確認したい情報を素早く把握できるよう、商品詳細ページのレビュー欄上部にAIレビュー要約を表示する。
特徴は、ファッションカテゴリーの特性に合わせて要約項目を最適化した点にある。「長所・短所要約」機能では、好意的な評価だけでなく、購入前に知っておきたい注意点や気になる点もあわせて表示する。加えて、衣類カテゴリーごとに重点項目を変えたキーワード要約も提供する。例えば、パンツではサイズ・フィット・伸縮性、アウターではデザイン・保温性・素材などを中心にまとめる。
また、利用者がAI要約に対して「役に立つ」「いまいち」で評価できるフィードバック機能も導入した。評価の過程で集めた意見は、今後のAIモデルの文章生成品質や要約精度の向上に活用する。
Musinsaの関係者は、「サービス開始後5日間で、利用者の約80%が『役に立つ』を選択した」と説明した。そのうえで、「現在はベータテスト段階にあり、ユーザーのフィードバックをリアルタイムで反映しながらモデルの高度化を進める。今後も買い物の利便性を高めるAI機能を拡充していく」とコメントした。