Wataplabsは2月12日、Miso Information Technology、Skyworldwideと、AIおよび先端IT分野での共同事業推進と技術協力に向けたMOUを締結したと発表した。3社はフィジカルAIの実現に向け、知識基盤の共有や統合ソリューションの共同開発を進める。
今回の提携では、グラフRAGやオントロジーに基づく知識基盤を共有する。あわせて、データの収集から分析、活用までを一貫して支える統合バリューチェーンの共同開発にも取り組む。
さらに、AIネイティブなモニタリングを基盤とするリアルタイムのITインフラ分析・管理ソリューションと、AIベースのマルチモーダル・ビッグデータプラットフォームも共同で開発し、幅広い事業展開につなげる方針だ。
Wataplabsは、SaaS型のIT統合監視サービスを手がけるオブザーバビリティ企業。アプリケーション、サーバ、Kubernetes、データベース、ログ、URL、ブラウザ、ネットワーク性能までを対象に、ITインフラ全体のエンドツーエンド監視を支援するフルスタック型プラットフォームを提供している。
Miso Information Technologyは、マルチモーダルデータプラットフォームを強みとする企業で、医療データから産業データまで多様なデータ分析に対応するビッグデータプラットフォームを展開する。Skyworldwideはグラフデータベース技術を提供している。
3社は今回のMOUを足がかりに、共同プロジェクトの発掘や中長期の協力モデル構築に向けた協議を続ける。Wataplabsのイ・ドンイン代表は「今回のMOUは、各社の中核技術を結集し、AIおよび先端IT分野で実質的な事業成果と技術シナジーを生み出す出発点だ」としたうえで、「今後は共同技術開発と事業協力を段階的に拡大していく」と述べた。