NHNは2月12日、2025年12月期の連結売上高が前年比2.5%増の2兆5163億ウォン、営業利益が1324億ウォンだったと発表した。売上高、営業利益ともに年間ベースで過去最高を更新した。
営業利益は黒字転換した。同社は、これまで進めてきた事業構造改革と収益体質の改善の効果が本格的に表れたとしている。
2025年第4四半期も好調だった。売上高は6857億ウォン、営業利益は551億ウォンで、前年同期比ではそれぞれ6.5%増、120.5%増となり、四半期ベースでも過去最高を記録した。
事業別にみると、ゲーム部門の売上高は1261億ウォンで、前年同期比6.0%増だった。モバイルゲームの増収に加え、「ハンゲーム ロイヤルホールデム」のオフライン大会の好調や、日本向け「コンパス」とのコラボ施策が寄与した。
決済部門の売上高は3456億ウォンで、前年同期比16.2%増。NHN KCPは2025年12月、月間取扱高が初めて5兆ウォンを突破した。NHNペイコは企業向け福利厚生ソリューション事業の成長を背景に、食券サービス市場で首位を獲得した。
技術部門の売上高は1391億ウォンで、前年同期比17.4%増だった。とくにNHNクラウドは、光州国家AIデータセンター向けGPUサービスや公共クラウド移行案件の拡大を追い風に、四半期で初の営業黒字を達成した。
NHNは2026年、収益性の改善に加え、主力事業の競争力強化を本格化させる方針だ。
ゲーム事業では、ウェブボードゲーム規制緩和の効果を最大化しつつ、新作投入を進める。日本市場向け「推しの子:パズルスター」を25日発売予定で、「アビスディア」も2月末にグローバルローンチする予定だ。
技術事業では、AIインフラ市場での先行優位の確立に注力する。NVIDIA B200を基盤とするGPUインフラを構築し、最近受注したKRAFTONのGPUクラスター事業などを通じて成長を加速する。決済事業では、ステーブルコインと連動した決済プロセスの具体化を進め、次世代決済市場への対応を強化する。
チョン・ウジン代表は「2026年は収益性の回復にとどまらず、コア事業の成果が業績に明確に反映され、新たな成長モメンタムを生み出す1年になる」とコメントした。