NH NongHyup Financialは2月11日、2024年の当期純利益が2兆5112億ウォン(約2763億円)となり、前年比2.34%増で過去最高を更新したと発表した。
子会社別の当期純利益は、NongHyup Bankが1兆8140億ウォン(約1995億円)、NH Investment & Securitiesが1兆316億ウォン(約1135億円)、NongHyup Lifeが2155億ウォン(約237億円)だった。銀行と証券が全体業績をけん引した。
営業利益は前年比8.6%増となった。国内外の市場変動が拡大するなかでも、収益を伸ばした。
市場金利の低下と、優良資産を中心としたポートフォリオ再編の影響で、純金利マージン(NIM)は小幅に低下した。一方で、有価証券の運用損益や引受・助言、委託仲介手数料などが伸び、非金利収益は大きく拡大した。
利息収益はNIM低下の影響を受け、前年比860億ウォン(約95億円、1.0%)減の8兆4112億ウォン(約9252億円)となった。銀行・カードのNIMは前年6月の1.70%から同年12月には1.67%に低下した。
非金利収益は、手数料収入の増加に加え、有価証券・為替デリバティブ損益の改善が寄与し、前年比4749億ウォン(約522億円、26.4%)増の2兆2740億ウォン(約2501億円)となった。
内訳は、手数料収益が2兆727億ウォン(約2280億円)で前年比15.2%増、有価証券・為替デリバティブ損益は1兆5563億ウォン(約1712億円)で同25.7%増だった。
NH Investment & Securitiesは、リテールとIBを含む全事業部門でバランス良く成長し、当期純利益が1兆ウォン(約1100億円)を超えた。グループ全体の非金利収益拡大をけん引したとしている。
資産健全性では、回収強化と正常化に取り組んだ結果、固定以下与信比率は0.63%となり、前年末比で0.05ポイント改善した。
貸倒引当金積立率は165.98%で、主要金融持株会社の中でも高水準を記録した。
収益性指標のROAとROEはそれぞれ0.60%、9.26%だった。いずれも農業支援事業費控除前ベースで、前年末水準を維持した。
農業支援事業費は6503億ウォン(約715億円)を計上した。社会的弱者や地域の支援対象層などに向けた社会貢献支出は2762億ウォン(約304億円)だった。
同社関係者は「グループポートフォリオの質的再編を通じて将来の成長エンジンを確保し、韓国の金融市場と実体経済の成長を後押ししていく方針だ」と述べた。