Bespin Globalは2月11日、公共機関におけるAI導入の成果や活用事例をまとめた「公共機関AI導入事例集」を公開したと発表した。
同事例集は、公共分野で生成AIの導入が広がっていることを踏まえて企画した。行政安全部をはじめ、蔚山広域市教育庁、ソウル観光財団、城東区庁、国民年金公団など、主要な公共機関のAI活用事例を収録した。
代表的な事例として、行政安全部の国民向けコミュニケーションプラットフォーム「みんなの広場」プロジェクトを取り上げた。Bespin Globalによると、同プラットフォームは同社の「HelpNow Agentic AI Platform」を基盤に、4日で構築したという。
このほか、教育、観光、行政サービスなど幅広い分野での適用事例も掲載した。あわせて、公共機関がAI導入で直面しやすいインフラ整備、データセキュリティ、運用安定性といった課題を分析し、公共クラウドのセキュリティ基準を満たしながら拡張性も確保できるエージェンティックAIアーキテクチャを対応策として提示した。
同社は「公共分野におけるAI導入は、もはや選択肢ではなく、取り組むべき課題になっている」とした上で、「今回の事例集が、公共機関が試行錯誤を減らしながらAIを導入し、安定的に運用するための実務資料として役立つことを期待している」とコメントした。
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