KB Financial Groupは2月11日、警察庁と連携し、旧正月の前後に増えるボイスフィッシングや新型詐欺の被害防止に向けた啓発活動を始めると発表した。
動画は、KB国民銀行とKB証券の全国約840拠点で、店頭テレビやデジタルディスプレイを通じて配信する。主要グループ各社のSNSチャネルでも展開し、被害の未然防止につなげる。
今回の動画は、警察庁の通信金融詐欺統合対応団が制作した。投資リーディングルーム詐欺、ロマンススキャム、チームミッション型の副業詐欺など、近年増えている新型詐欺の主な手口を分かりやすく紹介する内容だ。
不審な連絡を受けた場合は、すぐに通話を切るよう呼びかけるメッセージを軸に構成した。
KB Financial Groupはこれまでも、金融詐欺の防止体制を整備してきた。金融取引の過程で異常な兆候を検知した場合には、追加確認や取引制限などの対応を講じている。
主要グループ会社のKB国民銀行は、AIベースの異常取引検知システムを活用し、金融詐欺が疑われる取引の早期把握と被害の最小化に向けた対応を強化しているという。
警察庁は、旧正月連休の前後には各種のサイバー詐欺が集中的に発生する恐れがあるとして、注意を呼びかけた。出所不明のURLにアクセスしたり、心当たりのない電話に応答したりしないよう求めるとともに、個人情報や金融情報、金銭を要求された場合は、必ず事実関係を確認する必要があると説明した。
KB Financial Groupは、金融消費者保護を最優先の価値に据え、利用者が安心して金融サービスを使える環境づくりに向けて今回の防止キャンペーンに参加したと説明した。今後も警察庁と連携し、新たな犯罪手口を反映した行動指針や防止事例の周知を通じて、実効性のある消費者保護につなげる方針だ。