ビットコイン・ドミナンス低下局面でXRP上昇への思惑が強まっている(写真=Shutterstock)

暗号資産市場で、ビットコイン(BTC)の市場支配率を示すビットコイン・ドミナンスが数カ月にわたり低下している。市場では、ここからさらにドミナンスが下放れした場合、XRPをはじめとするアルトコインに資金が向かう可能性があるとの見方が出ている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicによると、ビットコイン・ドミナンスは2025年7月の65.2%から、足元では59.3%まで低下した。約7カ月で9%近く下がった計算になる。

同じ期間にアルトコインの時価総額は1兆1500億ドルから9460億ドルへ17.7%減少した。一方、ビットコインの時価総額は2兆1300億ドルから1兆3800億ドルへ35%減少しており、ビットコインの下落率が相対的に大きかったことがドミナンス低下につながった。

著名チャート分析家のCryptoinsightukは最近の分析で、ビットコイン・ドミナンスについて、ボリンジャーバンドが「歴史的に見ても極めてタイトな水準にある」と指摘した。これは相場の変動率拡大を示唆するシグナルで、今後は上下いずれかに大きく振れる可能性があるという。

なかでも同氏が注目するのは下放れだ。過去にも、ビットコイン・ドミナンスが急低下する局面で、XRPが強い上昇トレンドを示したケースがあったとしている。

実際、2024年末にはビットコイン・ドミナンスが61.53%から54.56%へ約11%低下した一方、XRPは約490%上昇し、2.9ドルまで値を伸ばしたという。

Cryptoinsightukは「ビットコイン・ドミナンスが再び大きく低下すれば、XRPが急伸する可能性がある」と分析。「ドミナンスが下がるたびに、XRPは強く反応してきた」として、市場動向を注視する必要があるとした。

もっとも、ボリンジャーバンドの収縮が必ずしも下落を意味するわけではない。変動率の拡大は双方向に起こり得るため、実際の値動きで方向感を見極める必要がある。

ビットコイン・ドミナンスの次の動きは、今後のアルトコイン・シーズン入りを占う材料として市場参加者の関心を集めそうだ。

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