写真=Samsung Electronics

Samsung Electronicsは2月11日、韓国市場向けロボット掃除機の2026年モデル「Bespoke AI Steam」を発売したと発表した。最大吸引力10Wを備え、従来モデル比で最大2倍の吸引性能を実現したほか、AIベースの走行機能や100度スチーム除菌機能を搭載する。

セキュリティ面では、「Knox Matrix」や「Knox Vault」などのセキュリティ機能を採用した。購入から設置、アフターサービスまでを含むプレミアムサービスも提供する。

Samsung Electronicsの韓国総括副社長、イム・ソンテク氏は、「吸引力や衛生機能などロボット掃除機の中核性能を強化し、セキュリティも高めた製品だ」とコメントした。そのうえで、「独自のサービスを通じて市場での主導権確保を目指す」と述べた。

ラインアップは「Ultra」「Plus」「標準モデル」の3種類。新たに「ポップアウトコンボ」機能を採用し、壁際や部屋の隅を認識して清掃できるようにした。「ポップアウトモップ」により壁際まで拭き掃除し、「ポップアウトサイドブラシ」を伸ばして隅のごみを取り除く。

最大45mmの段差を越えられる「イージーパスホイール」も搭載した。マットや敷居がある場所でも走行できるという。RGBカメラセンサーと赤外線LEDを組み合わせ、色の付いた液体だけでなく透明な液体も検知する。検知した液体は回避するか、重点的に清掃する。

「スチーム清浄ステーション」は、100度スチームでモップ表面の細菌を99.999%除菌し、においも低減する。あわせて、モップ洗浄板のほこりや汚れを自動で除去する「セルフクリーニング洗浄板」も採用した。

自動給排水モデルは、きれいな水を自動で補給し、清掃後の汚水は排水管へ直接排出する。水タンクの給水や排水の手間を省けるとしている。

「Knox Matrix」は、SmartThingsで接続された機器同士がセキュリティ状態を監視し、脅威を検知すると遮断する仕組み。「Knox Vault」は、パスワードや認証番号などの機微情報をハードウェアセキュリティチップに分離して保存する。ロボット掃除機で取得した画像・映像データには、端末内で暗号化するエンドツーエンド暗号化技術を適用した。

「Bespoke AI Steam」は、UL SolutionsのIoTセキュリティ安全性評価で最高等級の「Diamond」を取得した。また、韓国の科学技術情報通信部と韓国インターネット振興院(KISA)によるIoTセキュリティ認証でも最高水準の「StandardPlus」を取得したとしている。

SmartThingsベースの「ホームモニタリング」や「安心パトロール」といった家族ケア機能も備える。外出先からロボット掃除機を通じて自宅の状況を確認できるほか、一定時間動きが検知されない場合には、ロボット掃除機が室内を巡回する。

同社は家電サブスクリプションサービス「AI Subscription Club」を通じ、初期費用の負担なく製品を利用できるようにした。サービスでは、消耗品を定期配送する「セルフケア」と、専門スタッフが訪問して総合点検を行う「訪問ケア」を選べる。契約期間中は無償修理サービスも提供する。

アフターサービス体制も強化した。全国169カ所のサービスセンターのうち117カ所に、ロボット掃除機専任のサービス人員を配置した。SmartThingsベースの遠隔相談によって製品の診断と対応が可能で、映像を使った遠隔相談では、利用環境や製品外観をリアルタイムで確認できるという。

カラーバリエーションは、「Bespoke AI Steam Ultra」がサテン・グレージーとサテン・チャコールの2色。価格は、自動給排水モデルが204万ウォン(約22万4000円)、フリースタンディングモデルが186万ウォン(約20万5000円)。

「Bespoke AI Steam Plus」は、自動給排水モデルが194万ウォン(約21万3000円)、フリースタンディングモデルが176万ウォン(約19万4000円)。標準モデルの「Bespoke AI Steam」は、自動給排水モデルが159万ウォン(約17万5000円)、フリースタンディングモデルが141万ウォン(約15万5000円)で販売する予定だ。

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