Cafe24「Cafe24 PROマーケティング」のイメージ画像(画像=Cafe24)

Cafe24は2月11日、EC事業者向けのプレミアムマーケティングサービス「Cafe24 PROマーケティング」の正式提供を開始したと発表した。販売データを基に、クリエイティブ制作から媒体選定、予算配分、成果管理までの広告運用を自動化する。

同サービスは、広告運用の知識や人員が不足しがちな創業初期の事業者や小規模事業者を主な対象とする。広告運用の負荷を抑え、本来のブランド運営に集中しやすくする狙いがある。

PROマーケティングは、広告クリエイティブの制作、出稿先の選定、予算配分、成果管理までを一括で担う一任型サービスだ。マーケティングや制作の専門知識が十分でない事業者でも導入しやすいようにした。

従来のように、担当マーケターと個別にやり取りしながら素材確認や予算調整を進める方式ではなく、各ブランドの実販売データをシステムが分析し、広告運用を自動で最適化するのが特徴という。オンライン事業者の業務効率向上にもつなげる。

システムは、各ショップの実売上データやクリック率などを分析し、成果が見込める商品を自動で選定したうえで、商品に合わせた広告クリエイティブを制作する。対応媒体はMeta(Facebook、Instagram)、Google、Naver、Kakao Moment、TikTok、Criteoの6つ。業種ごとに検証した戦略やターゲティングも適用する。

在庫切れ商品は自動で広告配信の対象から外し、成果の低いクリエイティブは日次で判定して新しい素材に差し替えるなど、リアルタイムでの最適化にも対応する。

利用条件も比較的抑えた。月間広告費の執行規模が33万ウォン(約3万6300円)以上のオンライン事業者であれば利用できる。一般的に広告代理店との契約では一定規模以上の広告費が求められるケースが多いが、Cafe24のPRO顧客であればショップ管理画面から申請できる。

成果管理機能も備える。事業者が個別に広告実績を集計しなくても状況を把握できるよう、システムが成果を自動でモニタリングし、定期的にカスタムレポートを送付する。

このほか、進捗状況や予算変動、精算案内など、広告運用全般に関する通知も提供する。事業者がマーケティング状況をリアルタイムで把握しやすくする。

Cafe24は2025年12月から同サービスを試験運用してきた。会社によると、この期間に約100ブランドが申請した。試験運用で確認した需要と運用データを踏まえて機能を高度化し、今回の正式提供に踏み切ったとしている。

導入企業の成果事例も出始めている。子ども服ブランドのMuchamuchattioは、導入後に広告運用効率が大きく改善したという。

Muchamuchattioのソン・ハジョン代表は「これまでは広告を自分で運用していたが、マーケティングの知識がなく、明確な成果を出せなかった。導入後は、手元にある商品画像だけで完成度の高い広告素材が自動で作成され、運用も体系的に管理されるため、負担が軽減し、ブランド運営に集中できるようになった」とコメントした。

別のデザートブランドでは、広告疲労を抑える運用で成果が出た。商品詳細ページを基に広告素材を制作し、コアメッセージを強調するとともに、画像やコピー、構成のバリエーションを広げた結果、導入直後にROASが従来比54%上昇したという。

別の美容ブランドでは、主力商品の広告に偏った運用から転換。ショップデータを基に販売量、クリック率、コンバージョン率を分析し、潜在力の高い商品を選定して広告配信を行った。その結果、購入者数は64.5%、ブランド売上高は84.9%それぞれ増加した。

Cafe24は今後、オンライン事業者の成長段階に合わせてマーケティングサービスを継続的に高度化し、事業者がコア業務に集中できる環境を整えていく方針だ。

Cafe24のイ・ジェソク代表は「優れた商品やアイデアを持ちながらも、マーケティング参入のハードルによって成長機会を逃しかねないオンライン事業者を支援するため、このサービスを提供した。今後も事業規模やマーケティング経験にかかわらず、誰もがデータに基づく効果的な広告を始められる環境を整えていく」と述べた。

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