SK TelecomとKraftonは2月11日、政府の「独自人工知能基盤モデル」プロジェクトの第2段階評価に向け、AIの研究開発(R&D)インターンをそれぞれ約10人募集すると発表した。若手のAI人材を確保し、開発体制を強化する狙いがある。
SK Telecomは、コンピュータ工学や電子工学、数学など、AIモデル関連分野を専攻する修士・博士課程の在学生、または学位取得者を対象に募集する。採用されたインターンは、第2段階評価の準備期間にあたる6月末まで、基盤モデル「A.X K1」の性能評価や関連データの処理を担う。
Kraftonは、ディープラーニング関連分野の修士・博士取得者、またはそれに準じる研究能力を持つ学部生を対象に募集する。採用者は3カ月間勤務し、マルチモーダルLLMの学習や先行研究に取り組むほか、成果を技術レポートや論文、ワークショップ発表の形でまとめるリサーチ業務を担当する。
採用は6月末まで随時実施する。選考を通過した人材から順次受け入れ、優秀な人材を早期に確保した場合は募集を前倒しで締め切る可能性がある。
SK Telecomの同チームは、第1段階評価の時点からインターンシップを運営してきた。直近では、第2段階評価に向けた準備を体系的に進めるため、戦略ワークショップも開催した。
2月5日にSK Telecom乙支路本社で開かれたワークショップには、SK Telecom、Kraftonのほか、Forty Two Dot、Rebellions、Liner、Selectstar、ソウル大学、KAISTなど、参画企業・研究機関の関係者約100人が出席した。
会場では、パラメーター数5190億の超大規模モデル「A.X K1」の開発経験を共有し、第2段階評価に向けた改善策を議論した。あわせて、数億〜数十億パラメーター規模の派生モデルを各産業分野や研究領域へ広げる戦略についても意見を交わした。
SK Telecomで基盤モデルを担当するキム・テユン氏は、「今回のインターン採用を通じて、次世代のAI人材が最先端技術の開発現場で成長する足がかりを提供したい」とコメント。「若く優秀なインターン開発者がチームに加わることで、開発の推進力は一段と高まる」と述べた。