Sophosは、英国のセキュリティスタートアップArco Cyberを買収する。AIガバナンス機能を強化し、CISO不在の企業でも高度なリスク管理を実践できるよう支援する狙いだ。Techzineが10日、報じた。
今回の買収によりSophosは、専門のセキュリティ責任者がいない組織でも、CISOレベルのリスク対応を進められる体制づくりを後押しする方針だ。
Arco Cyberは、セキュリティ統制が実際に機能しているかを検証し、その結果をリスク管理やコンプライアンスの枠組みと結び付けたうえで、経営陣向けのレポート作成につなげるプラットフォームを展開している。
Sophosのジョー・レビーCEOは、「多くの組織はセキュリティツールを導入しているが、それらが実際に有効かどうかを把握し、その状況を踏まえてリスク判断を下す力が不足している」と述べた。
またSophosは、MSP(マネージドサービスプロバイダー)やMSSP(マネージドセキュリティサービスプロバイダー)が、単なる運用代行にとどまらず、戦略的なセキュリティアドバイザーへと役割を広げられるよう支援する考えも示した。
レビーCEOは、「多くの組織は、信頼するパートナーに日々のセキュリティ判断を任せている」としたうえで、「そうしたパートナーにAIベースのガバナンス機能、継続的な検証ツール、明確なリスクの可視化を提供する」と語った。
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