人工知能(AI)を活用した電力取引プラットフォームを手がけるTemが、シリーズBで7500万ドルを調達した。TechCrunchが10日(現地時間)に報じた。
今回のラウンドには、Lightspeed Venture Partners、AlbionVC、Atomico、Hitachi Venturesなどが参加した。
Temは、電力の供給側と需要側を結ぶマーケットプレイスを運営している。AI取引エンジン「Rosso」を活用して仲介コストを削減し、電力料金の低減につなげるのが狙いだ。
TemのCEO、ジョー・マクドナルド氏は、「現在のエネルギー市場では複数の仲介業者が介在し、コストを押し上げている」と指摘した。その上で、「AIによって人的コストを削減し、顧客が卸売価格に近い水準で料金を支払えるようにしたい」と述べた。
さらに同氏は、「長期的には、顧客や発電所が誰であるかよりも、自社のインフラが広く使われることが重要だ」と説明。AWSやStripeのようなプラットフォーム戦略を志向していることを示した。
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