iPhone 17eの予想レンダリング画像(画像=Reve AI)

Appleが2026年3月に、iPhone、Mac、iPadの主要製品を相次いで更新する可能性が浮上している。低価格帯の新型iPhone「iPhone 17e」に加え、M5チップを搭載したMacBook Proや、プロセッサを刷新したiPadシリーズの投入が取り沙汰されている。

米Ars Technicaは9日(現地時間)、Bloombergのマーク・ガーマン氏の情報として、Appleが3月にこれらの新製品を順次投入する計画だと報じた。先行してAirTag 2や、独立系クリエイター向けのサブスクリプション「Creator Studio」を投入した一方、本格的なハードウェア新製品はこれからになるとの見方が強い。

iPhone 17eは、Appleのエントリー向けiPhoneの新モデルと位置づけられる見通しだ。A19チップを採用し、MagSafeによるワイヤレス充電に対応するとみられる一方、カメラはシングル仕様を維持し、ディスプレイもDynamic Islandは採用せず、ノッチ付きデザインが続く可能性が高い。

価格は現行のiPhone 16eと同じ599ドルとなる公算が大きい。AI機能の拡充に伴い、RAMやストレージ需要の増加が見込まれるなか、価格据え置きを評価する見方がある半面、iPhone 16と16 PlusはデュアルカメラとDynamic Islandを備え、価格差が約100ドルにとどまるため、600~800ドル帯での製品の位置づけが曖昧になるとの指摘もある。

MacBook Proも3月投入の有力候補とされる。14インチと16インチの上位モデルに搭載されているM4 ProとM4 Maxは、M5 ProとM5 Maxに切り替わる見通しだ。M4ベースモデルの出荷リードタイムが長期化していることも、新モデル投入が近いとの観測につながっている。

一方で、将来的にはOLEDディスプレイやタッチスクリーンを採用したMacBook Proの開発も取り沙汰されている。ただ、今回のM5版については、2021年末に発売されたM1 Pro/M1 Max搭載モデル以来の現行デザインを維持する可能性が高いという。このほか、Mac Studio、Mac mini、Studio Displayも年内に更新される見込みだ。

Appleが、より低価格なMacBookを投入してノートPCラインアップの空白を埋める構想を検討しているとの見方もある。米WalmartでM1搭載MacBook Airを599ドルで販売した実績が、こうした戦略の背景にあると受け止められている。

iPadシリーズも、プロセッサ刷新を軸に3月の更新が見込まれている。349ドルのエントリーモデルは、A16からA18へ移行する可能性があり、「Apple Intelligence」対応に向けて8GB RAMを搭載するとの見方が出ている。A18は、2024年末にiPhone 16シリーズで初採用されたチップだ。

iPad AirはM3からM4へアップデートされる見通しで、大幅な性能向上というより、最新チップの採用によって競争力を維持する狙いとみられる。iPad miniについては、年末にもOLEDディスプレイ搭載モデルが投入される可能性があり、iPad Airとエントリーモデルに続いて発表される見込みだ。

今回の世代交代では、Appleが低価格帯からハイエンドまで製品構成を細かく見直し、AI時代をにらんだハードウェア競争力の強化を進める可能性がある。

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