MetaCoreGlobalは2月10日、国内大手企業のSAP S/4HANA移行案件に性能管理ソリューション「OWLens」を導入したと発表した。SAP ECCからの移行後も統合監視や障害分析を継続し、運用の安定化と効率化を支援する。
同社によると、導入先企業はSAP ECC環境からS/4HANAへの移行を進めている。移行後もSAP運用環境全体の性能管理体制を整備し、運用効率を高める目的でOWLensを採用した。
MetaCoreGlobalは今回、SAP S/4HANA環境を対象にリアルタイムの統合性能監視、システム負荷や異常兆候の早期検知、障害発生時の原因分析と対応支援を提供する。大規模なSAP環境でも安定運用を実現できるよう後押しする考えだ。
OWLensは、SAP認証を取得したSAP特化型の性能管理ソリューション。複雑なSAP運用環境を単一コンソール「ONE-UI」でリアルタイムに監視できるのが特徴だ。トランザクション単位の詳細分析や、特定時点を基準にした性能追跡機能を備える。秒単位で収集した詳細データに基づく統計分析レポートも提供し、障害の予防や運用全体の可視化に役立てられるとしている。
MetaCoreGlobalのイ・デジン代表は「エンタープライズ規模のSAP S/4HANA移行プロジェクトにOWLensを適用できる意義は大きい。安定した性能管理体制の構築に向け、全力で支援していく」とコメントした。
その上で「今回の受注は、今年の事業における重要なスタートになる。これを足掛かりに、営業・マーケティング活動をさらに加速させ、SAP性能管理市場での存在感を高めたい」と述べた。