画像はMegaETHの公式サイト

Ethereumレイヤー2のMegaETHが、10万TPS(1秒当たりの取引件数)を目標に掲げるメインネットを始動した。CoinDeskが9日(現地時間)、報じた。

MegaETHは「リアルタイム・ブロックチェーン」を標榜し、既存のEthereumネットワークを上回る処理速度を目指す。

同プロジェクトは2025年10月のトークンセールで4億5000万ドル(約675億円)を調達した。投資家には、Ethereum共同創設者のビタリック・ブテリン氏とジョー・ルービン氏が名を連ねる。ネイティブトークン「MEGA」はメインネット始動に合わせて段階的に流通し、ネットワークの利用状況に応じてロックアップを解除していく仕組みだ。

技術面では、従来のロールアップとは異なり、「証明ノード」を通じて安全性を確保する方式を採用した。Ethereumのデータ可用性レイヤー(DA)には依存せず、自前のノードでセキュリティを検証するという。

一方で、この設計を巡っては中央集権性への懸念もくすぶる。クラウドサービスを前提としたセキュリティモデルは分散性を損なう可能性があり、ロールアップというより独立したチェーンに近いとの見方も出ているとCoinDeskは伝えた。

ブテリン氏は最近、レイヤー1の拡張の必要性にも言及し、「Ethereumはレイヤー2だけに依存すべきではない」と強調した。

一部の専門家は、MegaETHがロールアップ型レイヤー2の代替となる可能性は低いとみている。Ethereumエコシステムがレイヤー2による拡張を基本戦略として進めるなか、中央集権的なMegaETHのモデルが主流になるかは見通せない。

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