業務管理ソフトを手がけるMonday.comの株価が急落した。第1四半期と通期の売上高見通しがいずれも市場予想を下回り、AIがソフトウェア企業の収益モデルを揺るがすとの警戒感が改めて意識された。CNBCが9日に報じた。
Monday.comの株価は9日に19%下落した。市場では、同社が示した弱めの業績見通しを受け、AIの普及がソフトウェア企業の事業モデルに与える影響への懸念が強まった。
イスラエル拠点のプロジェクト管理プラットフォーム企業であるMonday.comの2025年第4四半期売上高は、前年同期比25%増の3億3390万ドル(約501億円)だった。
一方、2026年第1四半期の売上高見通しは3億3800万〜3億4000万ドル(約507億〜510億円)とし、市場予想の3億4300万ドル(約515億円)に届かなかった。
2026年通期の売上高見通しも14億5200万〜14億6200万ドル(約2178億〜2193億円)で、市場予想の14億8000万ドル(約2220億円)を下回った。
経営陣はこうした見方を踏まえ、AI機能の強化方針を打ち出した。共同CEOのエラン・ジンマン氏は、「現時点でAI企業から直接的な影響は受けていないが、製品戦略はAI中心に切り替えている」と述べた。
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