欧州連合(EU)が、MetaによるWhatsApp Businessでの外部AIアシスタントの接続遮断を巡り、競争政策上の調査を進めている。競争を阻害する恐れがあるとして暫定措置も示唆しており、CNBCが9日(現地時間)に報じた。
EUは、Metaの対応がAI分野での競争を抑制しかねないとみている。テレサ・リベラEU競争担当委員は「支配的なIT企業が不当に優位な立場を確保しないよう措置を講じる」と述べ、「AI市場は急速に拡大しており、迅速な対応が必要だ」と説明した。
Metaは2025年10月、WhatsApp Businessソリューションの利用規約を変更し、外部AIアシスタントの接続を遮断した。これに基づく措置は2026年1月から実施している。
EUはこの対応について、競争を著しく阻害する恐れがあるとして調査を進めている。
これに対しMetaは、「WhatsApp Business APIがAIサービス提供の中核的な経路だとするEUの見方は誤っている」と反論している。
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