二次電池メーカーのSeongwooは2月9日、2025年通期の売上高が856億ウォン、営業利益が10億ウォンだったと発表した。前年に比べて売上高は34.7%減、営業利益は92.9%減となった。
純利益は49億ウォンで、前年比73.0%減だった。第4四半期の売上高は194億ウォンと前年同期比34.9%減だったが、営業利益は13億ウォンとなり、黒字に転換した。
世界景気の減速や二次電池業界での投資縮小が業績の重荷となった。販売単価の下落に加え、新製品開発に伴う研究開発費の増加も収益を圧迫した。
同社は、新製品開発の拡大に伴い、経常的な研究開発費の売上高比率が前年より約2ポイント上昇し、収益性が一時的に低下したと説明した。一方で、前年末比での棚卸資産の増加や社内の原価改善により売上原価の負担が和らぎ、収益性の悪化を抑えたとしている。
海外子会社では南京の子会社の売上高が減少した。期末在庫の圧縮に伴い一部で利益が押し下げられたものの、本社を中心に約40億ウォンの金融収益が発生したという。
財務面では健全な水準を維持した。負債比率は約10%で、現金性資産は約1480億ウォンに達した。
同社は同日、配当計画も明らかにした。配当総額は約30億ウォンで、減額配当方式により実施する。
大株主を除く一般株主については、所得税法および法人税法に基づき、配当所得税15.4%を全額免除するとした。配当予定日は、3月開催の第34期定時株主総会での承認後、1カ月以内としている。
同社は2025年7月、総額15億ウォン規模の中間配当を実施している。
パク・ジョンホン代表は「今回の実績は、二次電池市況全般の需要鈍化と納入量の減少を受けた調整の影響を反映したものだ」とコメントした。
その上で、「上場で確保した公募資金と手元資金を基に、製品ポートフォリオの多角化、生産能力の強化、海外生産拠点の確保に注力する」とした。「配当を通じた株主還元を継続し、今後の業績改善を踏まえて持続可能な配当拡大を実現したい」とも述べた。