Hanse Yes24文化財団は9日、東南アジア文学叢書の第7弾として、インドネシアの長編小説「Cigarette Girl(原題:Gadis Kretek)」の韓国語版を刊行すると発表した。9日にYES24の電子書籍サブスクリプションサービス「クレマクラブ」で先行連載を開始し、23日に紙の書籍と電子書籍を同時発売する。
同作は、Netflixオリジナルシリーズの原作として知られる作品だ。ドラマは2023年の公開当時、NetflixのグローバルTOP10入りを果たした。財団は今回の刊行を通じ、韓国の読者にインドネシア文学を紹介するきっかけになるとみている。
作者のラティ・クマラ(Ratih Kumala)は、1960年代のインドネシアの伝統たばこ「クレテック(Kretek、丁子たばこ)」産業を背景に、3世代にわたる愛と秘密を描いた。物語の中心となるのは、歴史の激流の中で自らの人生を切り開いていく女性、ジェン・ヤ(Jeng Yah)だという。
財団によると、Netflixシリーズが登場人物の感情描写やロマンスに重きを置いたのに対し、原作小説はインドネシアの歴史や産業、政治を織り込みながら、より重層的な物語を展開している。
「Cigarette Girl」は2012年の発表以来、英語、ドイツ語、アラビア語、タイ語など計6言語に翻訳されている。今回、クレマクラブでは「YES24オリジナル」として先行連載を実施する。
ラティ・クマラは、「韓国語に翻訳されたインドネシア文学作品が多くない中で、『Cigarette Girl』が刊行されることを大変うれしく思う」とコメントした。そのうえで、「今回の刊行をきっかけに、韓国の読者がインドネシアの歴史と文化への理解をさらに深めてくれることを願っている」と述べた。