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暗号資産市場全体で売りが広がるなか、XRPが急落した。相場の先行きに警戒感が強まる一方で、市場では今回の下落を過去にも繰り返された調整局面の一つとみる向きも出ている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが6日(現地時間)に報じたところによると、暗号資産アナリストのCryptoBullは、XRPが一時1.11ドルまで下落し、約24時間で20%超値を下げた後の相場について見解を示した。足元のXRPは、直近高値の3.66ドルからおよそ70%安い水準で推移している。

背景には、ビットコインが7万9700ドルから6万ドル近辺まで下落したことに伴う、暗号資産市場全体の軟調な地合いがあるとみられる。

CryptoBullは、今回の下げについて、XRPがこれまでにも複数回経験してきた値動きのサイクルの一部だと指摘した。長期保有者にとっては見慣れた局面であり、足元では忍耐が試されているとの見方を示している。

同氏はX(旧Twitter)への投稿で、過去の急落局面でも売却していないと説明した。具体的には、XRPが0.25ドルから0.11ドル、0.65ドルから0.17ドル、1.96ドルから0.28ドルへそれぞれ大きく下落した局面を挙げ、自身はいずれも保有を続けたとした。

一方で、直近の2.30ドルから3.37ドルまで上昇した局面では、保有分の一部を売却したという。そのうえで、相場は再び次の上昇局面を待つ段階に入ったと分析し、強気相場入りを見極める最初の主要な上値目標として4ドルを提示した。長期的には10ドル超まで上昇する余地があるとの見方も示している。

今回の下落で、XRPは主要アルトコインのなかでも下げが目立つ銘柄の一つとなった。強制清算やリスク回避の動きが重なり、直近1週間の下落率は累計で30%を超えた。

市場では、心理的節目とされる1ドルを一時割り込んだ後、相場が下げ止まるかどうかで見方が分かれている。追加下落を警戒する投資家がいる一方、現在の価格帯をより大きな上昇サイクルの一部と捉える向きもある。

CryptoBullは以前の分析でも、XRPの長期的な相場構造が、過去の強気相場入り前の局面に似ていると主張していた。ただ、今回のサイクルでは、主要な抵抗線の下でもみ合う期間が過去より大幅に長い点が異なると指摘した。

過去にも長期の横ばい推移の後に急騰した例があるとし、今回は蓄積期間が長い分、モメンタムが回復すれば上昇幅が一段と大きくなる可能性があると分析した。この見方に基づき、長期の上値目標として11ドルを示してきたという。

一方、相場全体に恐怖感が広がるなかでも、一部の投資家は現在の価格帯で買いを入れている。長期投資家として知られるPompiusは、1ドル水準で100万ドル規模のXRP買い注文を公開した。

また、YouTuberのZach Rectorを含むほかの投資家も、1ドル割れの水準を買い場とみていると明らかにした。Rippleの最高経営責任者(CEO)、ブラッド・ガーリングハウスも以前、価格下落局面での買いを示唆する発言をしていた。

CryptoBullはXへの投稿で、「私が見てきた限りでも、XRPは0.25ドルから0.11ドル、0.65ドルから0.17ドル、1.96ドルから0.28ドルへ暴落したが、私は一度も売っていない。下落局面では売らない。2.30ドルから3.37ドルに上昇した場面では一部を売却したが、今は再び4ドル超え、そして10ドルに向かうまで待つ局面だ」と述べた。

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