KT Studio Genieは2月9日、1月に公開したショートドラマ「清掃員の2度目の結婚」と「ジャマンチュ・クラブハウス」が、グローバルの主要ショートドラマプラットフォームであるDramaBoxとReelShortで、それぞれ配信直後に人気ランキング1位を記録したと発表した。
今回の実績は、同社がロングフォームドラマ制作で培ってきた企画力やストーリー構成力が、ショートフォーム領域でも通用することを示した格好だ。
ショートドラマ市場は世界的に拡大が続いている。調査会社Media Partners Asiaによると、市場規模は2023年の50億ドルから、2030年には260億ドルまで拡大する見通しだ。
Kakao Venturesは、韓国国内のショートドラマ市場も2024年時点で約6500億ウォン規模に達すると推計している。
KT Studio Genieはこうした市場拡大を見据え、ショートフォーム事業を本格化してきた。2025年4月のメディアデーでは自社を「ショートフォーム専門スタジオ」と位置付け、同年7月にはDramaBoxと共同でショートドラマ脚本の公募コンテストを実施した。
同社は、投資から制作、流通までを一体で手掛ける「ショートフォーム・スタジオモデル」を中核競争力に据える。年間56本規模のオリジナルショートドラマを制作するほか、New UniverseやPullimなどショートフォームに強い制作会社との提携を通じて、安定した制作パイプラインも整えた。
流通面では、DramaBox、ReelShort、GoodShort、ShortMax、iQIYI Internationalなどグローバルの主要プラットフォームと連携し、配信開始と同時に海外展開できる体制を構築した。韓国国内でもTVING、Vigloo、Lezhin Snack(Lezhin Entertainment)などと協業し、国内外で計30の配信チャネルを確保している。
オ・ギジェ常務は「ショートフォームは単なるスナックカルチャーを超え、日常的に消費される主要コンテンツとして定着していく」とした上で、「グローバルなメガIPのリメイクとフルAIによるショートフォーム制作を通じて、K-ショートフォームの新たな世界標準を打ち立てたい」とコメントした。