NC AIは2月9日、Communication&Cultureと、AI技術を活用したコンテンツ制作および業務効率化に向けた業務協約を締結したと発表した。ファッションD2C市場を中心に、コンテンツ制作から効果分析までのマーケティング業務全般でAIの活用を進める。
今回の協約は、ファッション市場のトレンドやマーケティング環境の変化を踏まえ、AIの導入事例を創出し、実際のビジネスモデルとしての有効性を検証することを目的とする。両社は、マーケティング業務の効率化と競争力の強化を目指す。
Communication&Cultureは、ファッションおよびライフスタイル分野でD2C事業を展開する企業。累計売上高は1500億ウォン、累計会員数は60万人に達している。こうした会員データとマーケティングの知見を生かし、AIマーケティングエージェント「LeadUp」を運営している。
両社は協約に基づき、AIを活用したマーケティング向けコンテンツ制作の導入事例を発掘するほか、AI生成コンテンツの品質、業務効率、実務への適用可能性を共同で検証する。
NC AIは今回の協業で、自社サービス「VARCO Art Fashion」を活用する。同サービスは、ファッション業界向けの画像生成とデザイン支援機能を備えたソリューション。両社は、高解像度画像の生成やバーチャルモデルの合成といった機能を使い、商品ルックブックやSNS広告を制作するほか、EC運営に適したガイドラインの整備も進める方針だ。
NC AIのイム・スジン最高事業責任者(CBO)は「産業現場の実務に即した形でAIの適用を進めている」とコメントした。その上で「ファッション業界におけるコンテンツ制作とマーケティング全般に、AIを自然に組み込んだ実証事例を作っていく」と述べた。