韓国株式市場の時価総額が台湾市場を上回った。年明け以降の株高を背景に、ドイツに続いて台湾も抜き、世界8位に浮上した。
韓国取引所(KRX)の情報データシステムによると、2月6日終値ベースのKOSPI市場、KOSDAQ市場、KONEX市場の時価総額合計は4799兆3607億ウォンだった。
台湾証券取引所が公表した同日終値ベースの台湾株式市場の時価総額は103兆6207億9900万台湾ドルで、ウォン換算では4798兆6792億ウォン。韓国市場がこれをわずかに上回った。
世界取引所連盟(WFE)の資料によると、2025年12月時点で世界89取引所の時価総額をドル換算で比較した場合、韓国取引所は13位だった。
上位はNasdaqが37兆5000億ドルで首位。次いでニューヨーク証券取引所(NYSE)が31兆4000億ドル、上海証券取引所(SSE)が9兆3000億ドル、Euronextが7兆8000億ドル、日本取引所グループ(JPX)が7兆6000億ドル、深セン証券取引所が6兆2000億ドル、香港取引所が6兆1000億ドル、ボンベイ証券取引所(BSE)が5兆2896億ドル、インド国立証券取引所(NSE)が5兆2699億ドル、トロント証券取引所(TMX)が4兆6000億ドルで続いた。
11位は台湾証券取引所の3兆ドル、12位はドイツ証券取引所の2兆8986億ドル。韓国取引所は2兆7566億ドルだった。
これを取引所ベースではなく国・地域ベースでみると、韓国株式市場の時価総額は2025年末時点で、米国、中国、欧州連合(EU)、日本、香港、インド、カナダ、台湾、ドイツに次ぐ世界10位だった。
ただ、韓国市場は年明け以降も上昇基調を維持し、主要市場との差を急速に縮めた。
KOSPIとKOSDAQは2025年末比でそれぞれ20.8%、16.8%上昇し、主要国の代表指数の中で上昇率は1位と3位となった。韓国株式市場全体の時価総額も同期間に20.39%増えた。
同じ期間のドイツ株価指数と台湾加権指数の上昇率は0.94%、9.73%にとどまり、韓国市場が相次いでこれらを上回る形となった。
米投資情報メディアのGuruFocusによると、ドイツ株式市場の時価総額は2月6日時点で2兆4015億5000万ユーロと推計され、韓国市場との差は広がっているという。
証券業界では、韓国株式市場の規模拡大が当面続くとの見方が強い。
先週は金・銀先物のマージンコール(追加証拠金)ショックや、人工知能(AI)の収益性を巡る議論の再燃を受けて世界の株式市場が揺れ、KOSPIも上昇分の一部を失った。ただ、市場では短期的な利益確定と需給調整の色彩が強いとの見方が多い。
先週末のニューヨーク株式市場では主要3指数がそろって上昇し、市場心理の改善につながった。
こうした中、証券各社は2026年のKOSPI想定レンジを相次ぎ引き上げている。
月初にはグローバル投資銀行のJ.P. Morganが、KOSPIの基本シナリオの目標値を6000、強気シナリオの目標値を7500に引き上げると公表した。
韓国の証券会社では、NH投資証券がKOSPIの12カ月目標を5500から7300に引き上げた。
チョン・ウンボ韓国取引所理事長は新年の記者懇談会で、「主要市場との比較でみれば、KOSPIが6000を超えることに大きな問題はないだろう」と述べた。
(聯合ニュース)