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Ethereum Name Service(ENS)は6日、次世代プロトコル「ENSv2」をEthereumメインネットに一本化すると明らかにした。これに伴い、2年以上準備を進めてきた独自レイヤー2ソリューション「Namechain」の開発を中止する。The Blockが報じた。

ENSの共同創業者であるニック・ジョンソン氏はブログで、「Ethereumのスケーリングは想定を大きく上回るペースで進んだ」と説明。「ENSは、最も強固な基盤を持つEthereum上で展開していく」と述べた。

ENSは2024年、ゼロ知識(ZK)ロールアップ技術を用いた独自レイヤー2のNamechainを通じて、.ethネームの登録や更新、変更にかかるコストの抑制を目指していた。

ただ、この1年でEthereumのガス費が99%下落し、ガス上限も2025年時点で30M gasから60M gasへ拡大したことで、メインネットを直接使う経済合理性が高まったと判断した。

ニック・ジョンソン氏は「以前はENS関連のトランザクションに数十ドルかかることもあったが、いまは複雑なレイヤー2を挟まなくても、必要な性能を十分に満たせる」と説明している。

今回の判断は、Ethereum共同創業者のビタリック・ブテリン氏によるスケーリング戦略見直しの動きとも重なる。ブテリン氏は、レイヤー2の分散化に限界があることや、レイヤー1が想定以上に成長していることに触れ、拡張ロードマップを修正する考えを示していた。

ENSv2では今後、複数のEthereum Virtual Machine(EVM)チェーンから.ethアドレスを登録できる機能も提供する予定だ。

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